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肩の腱板断裂は治る?治らない?について滋賀県の整骨院が考えてみる

2023年8月28日 カテゴリー:ブログ

肩の痛みの腱板断裂(けんばんだんれつ)とは

 

40歳、50歳頃から起こる肩の痛み、肩の動かしにくさによって手があがりにくくなったり、手が後ろに回りにくくなることを四十肩や五十肩といわれますが、その中のひどいものに肩の腱板断裂(けんばんだんれつ)というものがあります。

 


肩の動きに大変重要な働きをする腱板(けんばん)といわれる肩の組織が損傷していき、ひどくなると断裂を起こしてしまうというものです。

 

肩が痛くて五十肩だろうと思っていたら、腱板断裂(けんばんだんれつ)を起こしている場合もあり、病院によっては手術が必要ですと伝えられてしまうこともあります。

 


 

 

また、50歳くらいからの肩の痛みや肩の動かしにくさを五十肩とひとくくりにされますが、その中でも腱板断裂(けんばんだんれつ)のないものが、五十肩とされることもあり、腱板断裂(けんばんだんれつ)は50歳くらいから起こる肩の痛みの中でもやはり特別扱いとなっています。

 

 

肩の痛み、肩の動かしにくさに大きな影響を与える腱板断裂(けんばんだんれつ)とは一体どういうものなのか。

 

そして、腱板断裂(けんばんだんれつ)になると良くならないのか、手術しないと治らないのかについて考えてみたいと思います。

 

 

※腱板(けんばん):肩を動かす際に、重要な働きをする組織で腱(けん)の集合体です。アキレス腱のような腱(けん)の組織が集まって、あたかも板のようにもみえることから腱板(けんばん)といわれます。


 

腱板断裂(けんばんだんれつ)を日常のもので例えてみると

 

腱板断裂(けんばんだんれつ)という名前を私が初めて聞いた時、断裂っていうくらいなので、はさみでちょきんと切ったみたいに腱(けん)がまっぷたつに切れるものと思いました。


ひどくなってくると断裂部分が大きくなりこれに近いものもありますが、腱板断裂(けんばんだんれつ)全てがこのような状態ではなく、このような状態でないことの方が多いと思います。

 

下のイラストのような感じではないということです。

 

 


 

ということで皆様に分かるように肩の腱板断裂(けんばんだんれつ)を日常のもので例えてみます。

 

きれいなタオルもずっと使っていくとぽつぽつとほつけて、ほころんできます。

ぼろぞうきんとはいいませんが、このように腱がぽつぽつとほつけて、ほころんでくるような状態です。

 

ハサミでちょきんと切ったような状態というよりは腱がほころぶような状態です。

 

ひどくなってくるとこのほころびが大きくなってきます。

 


 

 

 

腱板断裂(けんばんだんれつ)は治るのか

手術しないと治らないのかについて滋賀県の整骨院が考えてみる

 

まず、腱板(けんばん)が損傷、断裂した部分は元に戻らないとされています。

 

この腱板(けんばん)部分に血流が少ないなど色々な説はありますが、結果的に損傷、断裂した部分は元には戻りません。

 

そして、損傷、断裂した部分が元通りになる、元通りにならないの話になると元に戻らないので手術しかないと思ってしまいます。

 


ですが、実はこの肩の腱板(けんばん)、ある程度年齢を重ねるとほぼ皆様、断裂を起こしてくるものでもあります。

 

 

肩の腱板(けんばん)は、80歳以上の人は全員断裂しているとか2人に1人は断裂しているといわれています。

 

ですが80歳以上のほぼ全員の方が肩に痛みがあるわけでもなく、

 

80歳以上のほぼ全員の方が腱板(けんばん)を手術している訳でもありません。

 

 


 

 

 

腱板断裂(けんばんだんれつ)をすると手術しかないと考えると

 

80歳以上の大変多くの方が腱板(けんばん)を断裂しているわけで、80歳以上の大変多くの方が手術していることになりますが、

 

そうではないことの方が多いのはお分かりだと思います。

 

肩の腱板(けんばん)が断裂していても知らず知らず肩の痛みなく生活している人もいるということが分かります。

 

 

腱板(けんばん)の断裂した部分があまりに大きすぎて、どうしても手術しないといけないケースも中にはありますが、肩の機能を回復させて肩の痛みのない状態へ持っていくことは可能でもあります。

 

 


 

腱板断裂(けんばんだんれつ)の治療の考え方

 

まず、腱板(けんばん)は基本的にトップの部分から損傷や断裂を起こしてきます。

 

 

下の腱板断裂(けんばんだんれつ)イラストは

腱板(けんばん)が真っ二つになっていますが、実は腱板(けんばん)は肩をつつんでいるので両サイドの腱が生きていることの方が多いのです。

 


両サイドの生きている腱板(けんばん)部分を生かすことで、肩が動く時の腱板(けんばん)機能を取り戻すようにアプローチしていきます。

 

肩の機能を取り戻すことで、断裂した部分はそのままでも肩の機能として回復することは可能でもあります。

 


 

肩の機能回復の重要性と滋賀県にある当院の施術

 

皆様当たり前に手を動かす、腕を動かす時は、その支点になる肩が安定しているからこそ使うことが出来ます。

 

支点になる肩には安定性とある程度の可動性が必要です。

 

 

腱板断裂(けんばんだんれつ)を起こしてしまっている肩は腱板(けんばん)だけが悪いわけでなく、

 

肩関節の組織が固まっていたり

肩周りの筋肉の状態も悪くなっていたり、

 

これにより肩の可動範囲も狭くなっていたり、

身体の状態も色々と悪くなっています。

 

そういった状態を改善し、動きの悪くなっている肩の可動範囲を広げて、生きている腱板(けんばん)を働きやすい状態にすることで肩の機能回復にアプローチしていきます。

 

また当院では神経にアプローチするという施術で肩を動かしやすい状態にもしていきます。

 

 


 

腱板断裂(けんばんだんれつ)のなかには腱板(けんばん)の大断裂といって、断裂の大きさがあまりに大きくて難しいケースも中にはありますが、それでも手術しないと無理ですよと言われた方も手術せずに生活できている方もたくさんおられます。

 

腱板断裂(けんばんだんれつ)でお困りの方や出来れば手術はしたくないとお思いの方はたかおか整骨院にご相談ください。

 

 

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