滋賀県の整骨院にも来られる四十肩、五十肩とは
四十肩、五十肩とは言葉の通りに40歳、50歳くらいの年齢から肩が痛くなったり、肩の動きが悪くなることで手が上に挙がらなくなったり、手が後ろに回らなくなったりすることです。
四十肩、五十肩は世間一般の俗称で60歳、70歳で肩が痛くなる人もいるので、その方は六十肩でも七十肩でもいいいと思います。
70歳の方に四十肩ですねっていうと若返ったって冗談言って頂く方もおられます。
ではなぜそのくらいの年齢で肩が痛くなったり、肩の動きが悪くなり手が上に挙がらなくなったり、手が後ろに回らなくなったりするのでしょうか?
肩は身体で一番大きく動く関節、そのため安定性が犠牲になる。
・肩は靭帯(じんたい)、腱(けん)筋肉で出来上がった関節
まず、肩は身体の中で1番大きく動かすことの出来る関節です。
大きく動かすことが出来るということは、骨同士の接地面積が少なくて、靭帯(じんたい)、腱(けん)筋肉といった組織で出来上がった関節ということになります。
骨よりも靭帯(じんたい)、腱(けん)筋肉で出来上がった関節なので肩が動く際の安定性を靭帯(じんたい)、腱(けん)筋肉で作る必要があります。
そうなると、肩を動かす時にうまく機能しないと腱(けん)や筋肉といった部分に負担がかかってきます。
肩の動きのメカニズム
身体の関節が動く際には支点が必要です。
肩関節では肩が動く際に腱板(けんばん)という腱が上から押さえて、動作の支点形成をしています。
※腱板(けんばん)とは
腱(けん)といえばアキレス腱が有名ですがこういった腱の組織が肩の周囲をおおっていて、腱があたかも板のように見えるので腱板(けんばん)といいます。この腱板(けんばん)が肩の安定性、肩の支持性に大きな役割を果たしています。
肩の動きはシーソーがイメージしやすいと思います。
シーソーは片側が下がることで反対側が上がります。
肩も同じで
手を上に挙げようとすると肩の付け根側は下に下がる必要があります。
手が上に上がるときは、肩を下に押し下げる力が必要になってきます。
肩はこの腱板(けんばん)による肩の押さえがあることで手が上にあがります。
40歳、50歳くらいになると出てくる身体の変化
40歳、50歳くらいの年齢から肩が痛くなったり、肩の動きが悪くなる四十肩、五十肩。
なぜ、この年齢でそういったことが起こってくるのか。
40歳、50歳くらいの年齢からその腱板(けんばん)が痛みだして、動作の支点づくりの時に負担がかかり、肩の動きを押さえきれずに、腕を動かす際に肩の骨が押し上げられる形となり、そして痛みとして現れます。
その腱板(けんばん)が痛みだす年齢がだいたい40歳、50歳くらいからとなります。

※腱板(けんばん)とは
腱(けん)といえばアキレス腱が有名ですがこういった腱の組織が肩の周囲をおおっていて、腱があたかも板のように見えるので腱板(けんばん)といいます。この腱板(けんばん)が肩の安定性、肩の支持性に大きな役割を果たしています。
なぜ腱板(けんばん)が痛み出すのか
肩関節が動く際の安定性に必要な腱板(けんばん)が痛み出す理由は大きく2つがいわれています。
1つはこすれです。
肩が動くことで腱板(けんばん)が摩耗(まもう)、こすれてしますこと。
もう1つは組織の退行変性(たいこうへんせい)です。年齢です。。。
車も運転しなくても10年もすれば色々と劣化してくると思います。人の皮膚も年齢で色々と変化します。残念ですが身体の中もそういった変化が起こってきます。
40歳、50歳くらいからそのような形で腱板(けんばん)が痛みだして、腕が動く際の肩の支点形成の際に肩に負担がかかったり、肩の支点形成がうまくできずバランスが崩れ、そして肩関節に痛みとして現れます。
腱板(けんばん)が痛んだら肩の痛みは取れないのか?
肩が動く際の安定性に必要な腱板(けんばん)、その腱板(けんばん)が断裂(だんれつ)した、損傷したと腱板(けんばん)が痛んだからと言って肩の痛みが取れないわけではありません。肩の機能を回復することは可能と考えます。
実は80歳以上の人はこの腱板(けんばん)が全員切れてるとか、二人に一人は切れてるといわれています。
街を歩く80歳以の人全員が肩が痛くて困られてるわけではありません。
滋賀県にある当院の肩の痛みに対する整体と考え方
肩の安定性、肩の支持性に大きな役割を果たしていて、四十肩、五十肩にも大きな影響がある腱板(けんばん)ですが、この腱板(けんばん)は肩の周囲を覆っています。
そして、腱板(けんばん)が切れてくる多くはそのトップの部分からです。
両サイドの腱板(けんばん)につながる筋肉が働くようにすることで腱板機能を取り戻すこと、肩の支点形成機能を取り戻すことは可能と考えます。
また、肩の痛みや肩の動かしにくさに腱板(けんばん)の問題は大きなウエイトは占めていますが、これだけが問題でもなく肩、腕、身体がうまく機能出来る様にすることが大切です。
まずは肩がいくつもの方向にしっかりと動く、肩の力がしっかりと入るといった状態にしていく必要があります。
合わせて肩を肩だけで見るだけでなく、身体の状態を良くしていくことで、肩関節や腱板部分に過度の負担がかからない状態にしていくことも必要です。
まずは肩の状態を見極めて、それに対する施術をしていくことで肩の機能を取り戻すことにアプローチしていきます。
四十肩、五十肩が改善しない、肩の痛みが取れなくて日常生活が辛い、夜も痛みで繰り返し目が覚めると肩の痛みでお困りの方はご相談ください。
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