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腰痛や首の痛み、身体の不調にもつながる長時間イスに座ることへの身体への悪影響とは

2025年12月19日 カテゴリー:ブログ

長時間イスに座ることは身体への悪い?

 

日本ではイスに座る時間が大変長いともいわれています。

学生の方は勉強、受付、事務仕事の方も長時間イスに座っての作業、営業や配送の方も車に座っていることが多いと思います。

自宅でもイスやソファーでテレビ、パソコン、スマホといった生活の方も多いと思います。


学業や仕事であればもちろん避けられないこともあるとも思います。

ただ長時間イスに座る習慣は慢性的な腰痛や首の痛み、内科的な病気にも関わってます。

今回はそのような長時間イスに座ることの身体への悪影響について考えてみたいと思います。

長時間イスに座ることはタバコを吸うのと同じくらい体に悪い?

 

ヨーロッパでは長時間イスに座ることはタバコを吸うのと同じくらい身体に悪いという格言があるそうです。

タバコがどれくらい身体に悪いかは置いといて、長時間イスに座ることはやはり身体によくなさそうです。


 

長時間イスに座ることが身体へ与える悪影響

長時間椅子に座る事への悪影響をいくつか載せてみます。

 

1.血流が悪くなる。

 

特に下半身の血流が滞ります。

血液は心臓から動脈を通しきれいな血液を全身に届けます。

全身で使われた血液が今度は静脈によって心臓に戻ります。

きれいな血液を全身に送り届ける動脈は勢いがありますが、全身で使われた血液を心臓に返す静脈は流れる勢いが弱く、静脈の隣に走る動脈の拍動や筋肉のポンプ作用といわれる筋肉の力で静脈は血液を心臓へ送っていきます。

 

下半身の静脈の血液は重力の影響もあり特に上に上がりにくくなります。

それに加えて長時間座るという行為は筋肉が動かないので特に下半身の血液が滞ってしまいます。

血液は内臓内にも循環しています。

身体を動かして血液を循環させることは大切です。

2.腰痛になる、腰にも良くない

 

長時間イスに座ることは腰痛の原因にもなります。

腰の背骨にある椎間板(ついかんばん)といわれる組織にかかる圧力は座っている時が一番高くなるといわれています。


背骨にある椎間板にかかる圧が高くなり、椅子に座ることが長時間になると腰の背骨に負担がかかってきます。

長時間イスに座り続ける行為は慢性的な腰痛の原因になったり、腰にもあまり良くありません。

3.姿勢が悪くなり首の痛みにつながる

 

長時間イスに座り続けると姿勢も悪くなるので、首の痛みや肩の痛みや肩こり、身体のだるさにもつながります。

その他頭痛やめまいといったことにもつながります。

長時間イスに座る行為は腰痛や首の痛み、その他の身体の痛みや不調にもつながってくるのです。

4.精神的にも良くない

 

座りすぎは精神的にも良くないとのデータも出ており、活気がなくなる、うつ、認知症へ導くといったことも言われてもいます。

5.筋力が衰えてしまう

 

長時間椅子に座る習慣は下半身の筋力も衰えてしまいます。

筋力が衰えるこは血管性の病気や、糖尿病、高齢者であればバランス能力の低下、転倒といったことにもつながります。


 

 

デスクワークや座り仕事の方への対応

 

仕事によっての車の運転、デスクワークなど長時間イスに座る仕事の場合、どうしても避けられないこともありますが、それでもこまめに立って歩く習慣は必要です。

目安は30分に1度は椅子から立った方がいいといわれています。

 

仕事中の車の運転も難しいこともあるかとは思いますが、出来るだけ休憩を挟んで長時間の運転にならないようにしてほしいと思います。

 

エコノミークラス症候群といって、飛行機内で長時間イスに座り続けることで血管に血栓ができることは有名です。


ここまで長時間にならなくても、イスに座っている間は下半身の血流が滞りやすくなります。

仕事上無理なこともあると思いますが、何か理由をつけてこまめに立ちあがる、歩るくといったことをして頂けたらと思います。

 

足の体操

 

長時間イスに座る行為自体が身体に良くはないですが、どうしても無理な場面もあると思いますので、座りながらで簡単にできる体操を載せておきます。

合わせてエコノミークラス症候群用の体操も載せておきます。

 

足首の体操1 かかとあげ

 

座った状態でかかとを上げるを繰り返すだけです。何回か繰り返してください。


 

 

足首の体操2 足首を上に動かす

つま先を上に上げるを繰り返すだけです。こちらも何回か繰り返してください。

足首の体操3 足首を上下に動かす

足首を上下に動かすだけです。

こちらも簡単です。

エコノミー症候群用の体操

こちらは厚生労働省が出しているエコノミー症候群用の予防の体操です。

座りながら簡単にできるので仕事中でも良ければお試しください。

 

 


 

フットワークを軽く

 

考えすぎも良くないですが長時間いすに座り続けることは、身体に良くないと知って頂ければ、聞いたことがあるという方も再認識していただければ幸いです。

イスに座っている間は下半身の血液が滞る、長時間椅子に座るという行為が慢性的になると不健康につながります。

また、休日はジョギングやウオーキング、スポーツをしたりと身体を動かすようにしてもえたらと思います。

イスに座りっぱなしよりフットワークを軽くするという感覚を持ってもらえたらと思います。