繰り返す足首のねんざ、取れない足首の痛み
ねんざをするとくせになると昔からいわれたりもしますがなぜそうなるのでしょうか?
また、スポーツ選手の中には足首の痛みがいつまでたっても取れない状態でプレーしている選手もいます。
なぜこのようなことになってしまうのか?
現在、何度もねんざを繰り返したり、ねんざ後に足首の痛みが取れないことに対して慢性足関節不安定症(まんせいそっかんせつ ふあんていしょう)とか捻挫後後遺症(ねんざごこういしょう)といった言葉も使われたりもしています。
今回は繰り返すねんざ、取れない足首の痛みがなぜ起こるのかについて考えてみます。
まず足首をねんざをすると足首はどうなるのか、けがの状態は?
まずはねんざをすると足首はどうなるのか。
専門的な勉強みたいになりますがまずはこちらから。。
足首をねんざすることによって足首の組織を痛めてしまいます。
その際、痛めてしまう組織の損傷としては大きく4つがあげられます。
1.骨折やじんたい損傷がない足首の組織の損傷
2.足首のじんたい損傷、じんたい断裂(だんれつ)
3.足首の骨のはくり骨折
※はくり骨折:じんたいは骨と骨をつなげています。そのじんたいのひっぱり力で骨がはがれてしまうものをはくり骨折といいます。足首のねんざの場合はねんざによって足首の骨についているじんたいに引っ張られて足首の骨がはがれてしまいます。
4.足首の骨折
足首の腱(けん)の脱臼などもありますが大きく分けるとこの4つとしました。
ねんざの際の治療は病院等ではどうされるのか?
ねんざをして病院等へ行くとまず骨折があるのか、じんたいを痛めてないかなどを確認されます。
そして、けがの状態に合わせて治療となりますが、その治療はというと固定ということになります。
足首の骨にひびが入っていたり、じんたいに問題があればがっちりとギプスで固定されたり、取り外しのできるタイプのギプスを使われます。
足首の状態が軽くなるにつれて足首をしっかりと固定するサポーター、テーピング、簡単なサポーターといったものになっていきます。
はくり骨折であってもしっかりした固定と管理ができるならギプスでなくテーピングでいけることもありますし、逆にレントゲン検査で骨に問題がない場合でも、足首の痛みがあまりに強ければ状態に合わせてがっちりとギプスで固定をされることもあります。
整形外科によってはレントゲン検査で骨に問題がない場合は湿布だけということころもあると思います。
ねんざの治療として整骨院や治療院によっては超音波治療や電気治療を行うというところもあると思います。
ねんざをしたこと、ねんざの固定によって足の機能が落ちてしまう?
まず、ねんざをしたことによって足首の機能が落ちてしまうこともあります。
そして、ねんざの治療として足首を長期間固定をすることでも足首の機能が落ちています。
ねんざの治療は電気や超音波も含めて固定をした後に復帰というところがほとんどです。
足首の機能が回復しないまま復帰してしまうことは問題でもあります。
低下した足首の機能は自然に回復するのか
足首の機能が低下した状態が自然と回復してくれるといいのですがそうならないことが多いのではないかと思います。
足首の機能が回復していない状態でスポーツ復帰することで、足首に痛みが出たり、再びねんざするといった状態になってしまうこともあります。
ねんざをした後にもう一度ねんざをする人が2人に1人ともいわれていて、このことからもねんざの再発率は非常に高いものとされています。
スポーツ復帰後すぐにはそういったことが分からなくても、時間と共に足首が痛くなったり、ねんざを繰り返したり、足首の痛みが取れないということにつながることもあります。
足首のねんざを繰り返してしまう、足首の痛みが出てくる原因をまとめると
1.ねんざによって靭帯(じんたい)が切れてしまった場合、足首がゆるくなりねんざしやすくなる可能性がある。
2.ねんざの治療がうまくいかずに治りきらない状態で復帰してしまう。
3.ねんざの固定によって足首の機能低下を起こした状態のまま復帰をしてしまう。
4.足首に負担がかかる身体の使い方、ねんざを起こしやすい身体の使い方をしている
ねんざ、繰り返すねんざ、足首の痛みに対する守山市にある当院の整体
ねんざやねんざの固定によって足首の機能が低下しているのであればそれを回復する必要性があります。
当院は神経を刺激して筋肉の状態を改善していく整体です。
筋肉につながる神経の命令が正しく筋肉に伝わることで、筋肉の機能が改善し、足首の機能の改善へアプローチしていきます。
当院の整体は急な足首のねんざに対しても対応できます。
ねんざ後、「繰り返しねんざを起こすようになった」、「足首の痛みが取れない」といった選手に対しても、神経を刺激することで、今まで働くことの出来ない筋肉が働くようになることで、足首の機能改善へと導きます。
じんたいが切れてしまって足首がゆるくなるということもありますが、もし動きの切り返すその度に、じんたいで足首を止めていたら、じんたいはいつか切れてしまいます。
スポーツ動作のステップやストップの際の足首の安定性は、足首の筋肉の機能が正常に働くこと、身体の使い方を含めた足の機能を改善することで対応できることもあります。
繰り返すねんざが改善しない、ねんざ後に痛みが取れない、足首の痛みが改善しないとお困りの方は当院にお声がけください。
当院の靭帯(じんたい)損傷の整体についてのページはこちらからどうぞ
靭帯損傷