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ケガの予防にもつながるスポーツ選手にとっての片足立ちの重要性とは

2021年12月4日 カテゴリー:ブログ

スポーツ選手と片足立ち

 

ご年配の方向けに片足立ちのトレーニングは転倒予防や身体機能の維持や向上の効果があるということでロコモ体操としてその中にフラミンゴ体操というものもあります。

 

同じ片足立ちですが、ダイナミック フラミンゴという名称で片足立ち1分間左右1回ずつを朝昼晩とすることで筋力やバランス能力の改善と共に骨も鍛えられて骨粗鬆症の予防効果があるというデータを取られたものもあります。

 


 

ではスポーツ選手にどうなのか。

 

沢山走ってるし、トレーニングで身体も鍛えてスクワットも体幹トレーニングもしてるし、現役のスポーツ選手なら年齢も若くて片足立ちくらい出来そうと思いがちですが、当院に肩や肘の痛みで来られた野球選手に片足立ちをしてもらうと、年齢を問わずにすぐにふらふらとなる選手が大変多いです。

 

片足で自分の身体を支えることが出来なかったり、片足で自分の身体をコントロール出来ない選手が多いように感じます。

 

この状態は自分自身の身体を片足で支持できない状態でトレーニングやプレーをしていることになります。

 


 

※ロコモ体操

 

加齢や生活習慣で足腰が弱くなって、立つ、歩くといった日常の能力が衰えていくことに対してそれを予防しましょう、取り戻しましょうという体操です。その中に片足立ちがあります。

 

※フラミンゴ体操(ダイナミック フラミンゴ)

 

テーブルや手すりなど何かにつかまって片足を前のほうに少しだけ(5cmほど)上げて、片足立ちを1分間行います。これを左右1回、朝昼晩と行うということです。もし、こちらを行われる場合は時間や回数等はご自身の身体に合わせて無理のないように行って欲しいと思います。

片足立ちのこの姿勢を1分間行うことで足の付け根の骨に刺激が加わり50分程歩いたことと同程度の効果があるともいわれていて、筋力やバランス能力といった転倒予防効果と同時に骨も鍛えられて骨粗鬆症の予防効果もあるとされています。

 
 

 

スポーツ選手に片足立ちのトレーニングは必要?滋賀県にある当院の考え、その1

 

当院に来られた上半身を痛めたスポーツ選手に治療と同時に片足立ちのトレーニングアプローチをしてもらいケガの復帰後、プレーがやりやすくなったといってもらえる選手も大変多いです。

 

先ほどは野球選手でしたが、サッカー選手に対して、国際サッカー連盟スポーツ医学委員会(F-MARC)が作成したFIFA11、FIFA11+というサッカー選手のケガの予防プログラムがありその中にも片足立ちのメニューはいくつかあります。


サッカー選手で片足立ちのプログラムをしてもらうことで、ひざの大けがといえる前十字靭帯断裂が減少したとのイタリアサッカーリーグの大きなデータもあります。

 

身体の機能検査として現在ケガのリスクを計る検査としても使われているスクリーニング検査のファンクショナルムーブメントスクリーン(FMS)(Jリーグのチームでもされてるテスト)にも片足立ちの検査はあります。

 

こういったことからもケガの予防を考えると片足立ちのトレーニングはご年配の方だけでなくスポーツ選手にとっても重要ではないかと思います。

 

また、スポーツでは自身の身体を片足で支える場面も多いと思います。


片足で身体の支持性が高まること、自身の身体を片足でコントロールできることは怪我の予防と同時にスポーツパフォーマンスの向上にもつながります。

 

※スクリーニング検査とは

ふるいわけ試験ともいわれます。大勢の中からその病気の疑いのある人を早く発見し、早期の適切な治療につなげるための検査のことです。

病気を確定するというよりまず疑わしい人を取り上げる検査になります。結果が良くない場合は疑わしいということで次の検査に移ります。

 

 

片足立ちのトレーニング方法のご紹介

 

片足立ちのトレーニング方法のいくつかを紹介しておきます。

 

まず、片足立ちのトレーニングとしては単純に片足立ちの状態で1分、2分と立ってもらうだけで効果はあります。


また、片足立ちで地面を軽くタッチして戻ったり、わざとバランスを崩して戻ったりとやり方はいくつもできます。


相手がいるなら片足立ちでキャッチボールをしたり、二人で向かい合って片足立ちの状態で手押し相撲というやり方もあります。

 

他にも椅子から片足で立ってキープするというやり方もあります。

 
 

 


 

スポーツ選手に片足立ちのトレーニングは必要?滋賀県にある当院の考え、その2

 

片足立ちのトレーニングをいくらこなしてもなかなか片足の安定性を作れない選手もいます。

 

トレーニングの過負荷や何らかの影響でバランスを崩していたり、身体の機能を落としている可能性もあります。

 

また、過去のけがの影響や足の筋機能がうまく働かないこと、様々なことで身体の状態が良くなくて片足での安定性がつくれなかったり問題が起こるケースもあります。


思ったプレーが出来ない、身体が動けないというのも、そういった身体の筋機能の低下、身体の機能不全が隠れていることもあります。

 

たかおか整骨院では筋肉に対する神経の伝達を良くしていくこと、弱くなった神経筋の働きを改善することで身体の機能を向上させて、身体の状態を改善していきます。

 

いくつも治療しても良くならないと身体のことでお困りのことがございましたらご相談ください。