LINEから予約可能!24時間365日受付中!

大会前に肉離れを起こしたサッカー選手が早期復帰出来た例

2023年12月8日 カテゴリー:ブログ

肉離れとスポーツ復帰

 

肉離れを起こすと、肉離れの重症度にもよりますが、3~5週間の安静や治療、そこから徐々に復帰に向けてのメニューを開始して、状態がいいところで完全復帰へというのが一般的ではないかと思います。重症の場合であれば数ヶ月かかることもあります。

肉離れの復帰が単純に早ければいいというものでないことは十二分に分かったうえで、今回1週間半というかなり早いスピード復帰をすることが出来ましたのでこちらについてお伝えしようと思います。


 

 

早期復帰がどうしても必要な場面

 

スポーツ復帰の場合は必要な時間をかけ、しっかりと治療していく方がいいことは当然あります。

ですが、プロ、アマ問わず、大切な大会前など、どうしても早く復帰を必要とする場面もあります。

今回は高校3年生のサッカー選手、高校サッカー選手権大会直前の肉離れです。

 

高校サッカー選手権大会は高校サッカー選手にとって1番大きな大会といってもいいとも思います。

大学や社会人でもサッカーの大会はありますが

小学生、中学生からずっとサッカーをしている選手にとっての一つの集大成ともいっていい程の大会とも思います。

高校3年生であれば最後の大会となりなおさらです。

 

肉離れの復帰とサッカー

 

肉離れの復帰に当たり、サッカーであれば、長時間走り続ける、ダッシュ、ストップ&ゴー、キック、ドリブルと足には相当の負担がかかってきます。

 

実際にサッカーではプロのレベルでしっかり管理してもらい、時間をかけて復帰しても再断裂を起こしてしまうといったケースもあり、肉離れといっても状況によっては完全復帰までかなり時間がかかってしまうこともあります。

 

また、試合の復帰をいきなりということは出来ません。

一か八かで試合でプレーしてもらい、痛みを起こしてプレーできなくなる状況には当然できません。

 

試合から日にちをさかのぼり練習の中で段階的にプレーの強度を高め、足の状態を確認してもらう必要もあります。

 

肉離れの復帰もその点も考慮して復帰を考えていく必要もあります。

 


 

 

今回、肉離れの早期復帰が必要な背景

 

選手権大会の1週間前にふくらはぎを肉離れ

当院には肉離れのケガから2日後に来られました。

普段歩くだけでも痛みが強く、足をひきずる状態で、当院に来られた際にも症状的には痛みはまだかなり強い状態です。

 

初戦は肉離れを起こした日から一週間後(当院に来られてから5日後です。)

2回戦は初戦の5日後です。(ケガから12日後)

3回戦の相手は強豪高校。

高校3年生として最後の大会です。できれば2回戦、3回戦には出場したいという状況です。

ですが、プロのスポーツ選手を担当する医師からも2回戦も絶対に無理だと言われてしまいます。

こちらも1回戦は状況によって出場できる状態を目指しますが、2回戦の復帰を目指して施術に当たりました。

大会と肉離れの経過

 

ランニングは可能な状態になりましたが、1回戦は試合自体が少し余裕な展開ということで試合は出場せずに終わりました。

2回戦の2日前から少しずつチームの練習にも入ってもらいました。

2回戦は後半開始から出場。

試合には残念ながら敗れてしまいました。

ですが、選手は後半の最後までプレーし、

ジャンプ、ダッシュも繰り返し行い、最後にはロングシュートを決めることが出来たと報告して頂きました。

肉離れの復帰に対して

 

肉離れの復帰に対して今回はうまくいきましたが、誰でも1週間ちょっとあれば復帰できるとはいえません。

肉離れの復帰でダッシュや長時間のランニングを必要とするサッカーでの1週間と少しでの復帰は当院でも初めてのことでもありました。

よほどの大会前でない限り、もう少しゆっくりと復帰は考えていきます。

 

ですが、大会前の肉離れやケガで何とかならないかとお困りの方はたかおか整骨院にお声がけください。