天気の悪さと身体の不調
天気が悪くなりだすと頭痛がする、めまいがする、腰痛や肩の痛み、膝の痛みなど身体の痛みがさらに強くなる、身体の調子が悪くなる。
身体の状態が悪くなることでそろそろ天気が悪くなるといったことが分かる、天気予報より当たるという方もおられるとも思います。
そして、現在のように異常気象が多くなると今まで以上に天気に左右される身体の状態が増えてくる可能性はあります。
天気が悪くなると腰痛、肩の痛み、膝の痛みなどもともとお持ちの身体の痛みが強くなったり、頭痛やめまいを起こしてしまうなどなぜこのような状態になってしまうのか。
今回はそのような気象病ともいわれる天気痛とはどのようなものかについて考えてみたいと思います。
天気痛、気象病とは?
天気痛は気象病ともいわれます。
天気が悪くなりだすと腰痛、肩の痛み、ひざの痛みなど慢性的な痛みがある方はその痛みがさらに強くなる。
梅雨になると気分が落ち込む、台風が近づくとめまいが強くなるなど天気に影響をうけて、体調が悪くなったり、腰痛、肩の痛み、膝の痛みや身体の不調が悪化することを天気痛といいます。
なぜ天気によって体調が悪くなったり、慢性的な痛みや不調が悪化するかのように痛むのでしょうか。
天気の変化と気圧の変化
天気が変化するということは気圧が変わります。
その気圧を身体が感じ取り、身体の不調が起こるといわれています。
気圧の変化が起こり、その気圧を身体が感じ取り体調が悪くなったり、痛みが強くなったりすることが天気痛、気象病といわれるものになります。
天気痛の症状
天気痛は頭痛、めまい、痛みの悪化以外にも色々とあります。
少し上げてみるだけでも
・肩こりがひどくなる
・古傷が痛む
・だるさがでる
・眠気
・耳の症状の悪化
・関節リウマチの痛みの悪化
・自律神経失調症
・うつ、不安症
など上げると沢山あります。
耳に気圧を感じ取るセンサーがある
気圧を感じ取るセンサーが耳の内耳という場所にあり、ここで気圧の変化を感じ取るといわれています。
このセンサーが敏感な人ほど気圧を感じ取りやすいともいわれています。
気圧が下がると、関節の圧が上がる
山登りの際にスナック菓子をもっていった経験がある人はおられるでしょうか?
山は上に上がるほど気圧が下がります。
そこでスナック菓子なんかを持っていくと袋が膨れ上がります。
身体の関節は関節包という袋で包まれています。
肩も膝も肘も、指も関節は関節包という袋で包まれています。
先ほどのスナック菓子のように山の上ほどでなくても、気圧が下がるということは関節包といわれる関節の袋が普段よりふくれる状態、腫れる状態にもなります。
気圧が下がると関節は圧を受ける状態になります。
そうなると痛みを感じやすくもなってしまいます。
天気痛になりやすい人
天気痛になりやすい人のチェック
良く耳鳴りがする
気分の浮き沈みがある
雨が降る前に眠気やめまいを感じることがある
肩こりがしやすい
首を痛めたことがある
片頭痛もち
などです。
天気痛になりやすい時期
春先
梅雨
夏から秋にかけての台風シーズン
天気痛の改善は体質の改善が重要
天気痛の改善には身体の改善、体質の改善が大事です。
気圧の変化は皆様が感じることです。
ですが、全ての人が天気によって身体の痛みがでたり、頭痛、めまいが起こることはありません。
また、天気痛が起こる人はそもそも肩こりをもっていたり、もともと身体の痛みをもっていたり、めまいや頭痛をもっている方がほとんどです。
天気に左右されない身体づくりが必要です。
一般的に言われていることになりますが、
規則正しい生活
ウォーキング
簡単な体操など身体を動かす
スマホやパソコンの時間を減らす
日光を浴びる
人とおしゃべりをする
ストレスをためない
といったことも天気痛からの改善につながってくると思います。
守山市にある当院の神経にアプローチする治療
当院の施術は神経にアプローチして身体の状態を改善していきます。
神経の命令で身体が動いています。
神経が正しく筋肉に伝わるようになることで、身体の状態が改善されていきます。
治療をしてもなかなか改善が難しい、長年の頭痛、めまいでお困りの方もたかおか整骨院にお声がけください。
参考文献
天気痛つらい痛み・不安と原因の治療方法